Book:オブジェクト指向

読むにあたって

プログラムを仕事にするにあたり必須の考え方であるため再確認の意味でも購入しました。
また、分かっているようで分かっていない、「オブジェクト指向ってなに?」と聞かれて答えられない。仕事でもこの考え方で制御を考えるべきであると思うもののそれをうまく伝えることができない。
自信をもってこういうのがオブジェクト指向で、今はどう違っていて、それをどうすることで開発環境が改善するのかを話せるようになりたい。

よみはじめ

オブジェクト指向を理解するのがなぜ難しいのか?今世の中で語られているオブジェクト指向は間違った理解をしているのかもしれない。そういった内容から入っています。もしかすると誤った理解をしているのかもしれません。私もですがあなたも、もしかするとあなたお組織が誤った理解が共通認識となっており、うまくオブジェクト指向を取り入れられていないかもしれません。

オブジェクト指向が難しい原因として、オブジェクト指向を説明するにあたって現実世界に例えた比喩が先走りオブジェクト指向を浅く理解するには助けになるものの、活用して開発に応用するためには誤った理解を助けることになっている。という事が例を挙げて説明されている。

歴史

私は歴史が苦手です(学校でぶ歴史) オブジェクト指向を理解するためにプログラムの歴史を紹介するようです。いくつかの言語を使っていますがその背景が学べて理解が深まることを期待して読み進めます。

機械語から始まり、高級言語まで発展

  • 機械語から高級言語へ
  • 基本三構造(順次、分岐、繰返)
  • 読解、メンテ重視
  • 保守、再利用の強化

オブジェクト指向の言語しか扱ったことのない方はぜひこの進化の背景を読む価値があります。

メモリーお使い方

メモリーの領域(静的、スタック、ヒープ)の特徴
ポリモーフィズム、継承でのメモリーの配置やインスタンスに格納されているのはポインターであるなど、知らなくてもプログラミングできますが、これを知っていることでより理解が深まりより一つ上のプログラマーに成長できそうです。
今後はプログラムを書きながら、ここで書かれているようなメモリーの使われ方をイメージしながら書くようにして書かれていたことを頭にしみこませたいと思います。

まとめ

一通り読み終えましたが、読み終えてから時間をおいてしまい、書くことを記したメモも見当たらず。
中間の内容を紹介することができません。

良い勉強になり、しばらくしたらまた読み直しをする本の仲間に入れました。プログラミングに関わる方は一読すべきオススメの書籍です。

オブジェクト指向は「難しいソフトウェア開発を楽に行うための総合技術」とこの書籍の中で何度か書かれていました。

私のかかわった仕事でも、開発の仕組みが人力に頼るような手法が多く、難しく複雑い絡まった制御構造を理解して操っていることを誇らしげに語られている職場でした。
あまりにも非効率な開発スタイルを改善するための提案としてこの書籍に書かれている言い方や導入効果などを説明できる様に、何度か読み直しチームの開発効率を高めていきたいと思います。

コメント